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シナリオ創作演習十二講/創作語録ピックアップ

脚本術・シナリオ入門語録 ピックアップ

シナリオの参考書・入門書などに書かれている脚本術に関することや印象に残った言葉を出典と共にピックアップしています。出典元はプルダウンメニューから選択してください。


シナリオ創作演習十二講

シナリオを書くことは実践です。いかに「理論」を知識として覚え込んでも、いかに人の作品を沢山読んでも、実際に自分で手を下して書き、微妙な、口に表せない感覚、コツを会得し、体感し、その無言の蓄積を増やさなければ、シナリオを書く腕は上達しません。

出典:シナリオ創作演習十二講

シナリオの基本となるアイデアの発想演習。
ペラ1枚につき1つの企画を2時間で10本書く。

■いつ
■どこで
■誰が/主人公
■何をする/目的
■なぜ/原因
■発端/まず初めにどうなるか
■展開/真ん中あたりでどうなるか
■結末
■主題/最も言いたいことは何か
■題名

10本の企画を2時間で書くには余り考えている暇はありません。決して頭のてっぺんの理屈でこねまわさず、あくまで気持ちを楽にして、感覚的に、情念的に、即興的に書くのです。「思いつき」を抑制せずそのまま書く。アイデアを得ようとする時「無責任」は必要条件の1つです。

出典:シナリオ創作演習十二講

ストーリーを書くということは、何もそう難しいことではありません。ただあなたが主人公になって、予め想像して創り上げた「環境」を、現実と同じものと信じ、現実と同じように「行動」するだけなのです。私たちは現実生活の中で、いろいろな問題に遭遇し、否応なく「行動」しています。それと同じことを「想像した」生活環境の中で行うのです。ストーリーは、その想像の「環境」と主人公の「超目標」との間の葛藤によって生まれ、展開して行くのです。

出典:シナリオ創作演習十二講

シナリオは何から書き始めるべきか。
それは主人公の「超目標」と「貫通行動」が、どのようにしてスタートしたかを描くのが、「書き出し」の定石というものでしょう。

「超目標」や「貫通行動」は、なぜ、何によって生まれるのか。
それは主人公と環境との間の、矛盾、葛藤によってです。

つまり、主人公の外側の環境に、主人公の意志に真向から反対する事態が起こり、主人公はその抑圧を跳ねのけるために行動を開始する。その最終的な目的が「超目標」であり、矛盾の解決まで一貫して行われるのが「貫通行動」です。

出典:シナリオ創作演習十二講

ドラマとは、抑圧的な環境の中で、自らの道を切り開いていく主人公の「行動」を丸彫りすることです。とすれば、そのドラマを一貫する主人公の目的、行動がどのようにしてスタートしたのか、その事情を描き出すのが「発端部」の最も大切な要件ということになります。

「発端部」を書く場合に大切なのは、環境の行動が、現在目の前に進行している形で主人公にぶつかり、主人公を同じ現在進行形で揺り動かすということで、この際、言葉や回想による安易な状況説明に頼ってはならないということです。

シナリオの初心者は、原稿用紙の上に現在進行形の行動を提出するという作業に余り慣れていません。そこで、簡単にナレーションや回想やタイトルの説明に頼りたがり、その他大勢の人物(いわゆる「聞いたか坊主」)の噂話で主人公を「紹介」したりします。

ドラマは、単なる言葉の叙述ではありません。「実行」なのです。生きた行動と行動が目の前でぶつかり、その中から新しい行動が生まれて来る、その現在進行の姿を生々しく写し出すものなのです。「台詞」とは、言葉を使った行動であり、決して「説明」ではないのです。

出典:シナリオ創作演習十二講

主題(テーマ)を考えるとき、作者が今まで一般の人のあまり気が付かなかった、あるいは気が付いていても触れようとしなかったある社会枠(環境)に注目し、その反人間性を鋭く、リアルに描き出すとき、それを許している一般社会に対する痛烈なアピールとなるでしょう。

多くの娯楽作品では、一般社会で広く認められた「悪」の社会枠(個人悪、企業悪、権力悪、国家悪など)を選び、それに挑戦するヒーローの胸のすく活躍を描いて喝采を浴びています。この場合、テーマに独創性は少なくアピール度も低いと言えますが、誰でも安心して見られる「正義派」の単純明快な活躍によって、留飲の下がる度合いは遥かに大きいものと言えましょう。

出典:シナリオ創作演習十二講

《発端部を書く秘訣》
①冒頭に主人公の貫通行動の原因となった社会背景または事件をぶつける。
②主人公がその背景または事件に圧迫される、あるいは揺り動かされる。
③その結果、主人公がその抑圧を跳ねのける行動を開始する。

これを弁証法の論理に当てはめると、主人公(正・テーゼ)に対して、これを抑圧する環境の力(反・アンチテーゼ)が加わり、ここに主人公の新しい行動(合・ジンテーゼ)を生む――ということになり、「正×反→合」の構造が成り立ちます。

例えば、多くの「刑事もの」では、まず冒頭に殺人事件が起きます【反】。そして現場に駆けつけた刑事たち【正】が、犯人に憎悪を燃やし捜査を開始する【合】。これが一応のパターンということになります。

出典:シナリオ創作演習十二講

ドラマの冒頭で問題を与えられた主人公は、その解決がどうなるのか、ほとんど見透していません。しかし、その作品の作者は発端部を書く時に、既にその解決を、漠然とではあっても見透している必要があります。問題を提出し、その解決を提案することが作者の仕事だからです。
言い換えれば、「発端部」は、クライマックスから逆算して書くものです。結論をまず頭に持ってくること。これは、シナリオ創作の秘伝の一つとも言えます。

出典:シナリオ創作演習十二講

脚本家は作品を書く前、それがどんな話なのかをプロデューサーやその他の人に簡潔に語れなければならない。その手掛りとなるのは「誰が」「いつ」「どこで」「なぜ」「どのように」「何をする」という5W1Hで、その中でも最も根幹になるのは「誰が、何をするか」ということ。

出典:シナリオ創作演習十二講

「途中で話をどう進めていいか分からなくなる」シナリオの初心者からよく聞く言葉。主人公の行動が一応の決着に達し、ストーリーが行き詰ったと思える時は、今度は環境の側から主人公に働きかける。俗にいう「カセを強くする」こと。これが新しい展開を創り出す秘訣です。

出典:シナリオ創作演習十二講

よく台詞の中に括弧つきのト書で、表情や所作の指定をする人がいます。(嬉しそうに)とか(煙草をふかして)などという具合です。しかし、多くの場合、これらは無用の長物であり、ほとんどと言ってよいくらい現場ではその通りになりません。

「嬉しい表情」といっても具体的には様々なニュアンスがあり、それを正しく指定できるわけではありません。ここで大切なのは、それをト書で安易に指定することではなく、むしろその場面の前後関係を、言わずとも「嬉しく」なるように適切に構成することではないでしょうか。

「煙草をふかす」に至っては、演出と演技の呼吸によって、必ずしもその場で煙草をふかすとは限りません。そこで煙草をふかすことが後々の伏線になっている場合は別ですが、単に雰囲気的な描写のト書なら、ない方がよいのです。

出典:シナリオ創作演習十二講

ドラマは、標準の形では、「発端部」「展開部① ② ③ ④」「クライマックス」「エピローグ」の7つのシークエンスが積み重なったものといってよいでしょう。1つのシークエンスには、それぞれ1つのヤマがあり、その最大のものがクライマックスです。

出典:シナリオ創作演習十二講

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