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人気海外ドラマの法則21/創作語録ピックアップ

脚本術・シナリオ入門語録 ピックアップ

シナリオの参考書・入門書などに書かれている脚本術に関することや印象に残った言葉を出典と共にピックアップしています。出典元はプルダウンメニューから選択してください。


人気海外ドラマの法則21
どうして毎晩見続けてしまうのか?

リサーチすることが好きな人も嫌いな人もいるだろうが、下調べを全くしない書き手は怠惰なだけだ。調べることは楽しいし、文章を書くよりずっと簡単だ。ネット検索だけでなく、外に出かけて人々に話を聞こう。世界観の全てを自力で創作しようとするよりいいだろう。

出典:人気海外ドラマの法則21

フィクションにも現実的な感覚が必要だ。危険な世界を描けば視聴者は「無事に逃げて」と思うし、エリートが物質的な成功を追い求める世界を描けば「そのうち破綻する」と思うものだ。人々が価値観を持っているようにドラマで描く舞台設定にも精神面、倫理面での軸が必要だ。

出典:人気海外ドラマの法則21

TVドラマの登場人物には「逆境+前向きなゴール」が必要だ。この陰と陽の引っ張り合いが葛藤を生む。葛藤がなければドラマもコメディーも生まれない。全てのTVドラマは「勝つか負けるか」が根底にある。

出典:人気海外ドラマの法則21

書き手のコンディションが佳境に達すると、登場人物がひとりでに動き、語るように感じるものだ。そうして書かれた脚本は読み手にも同じような感覚をもたらす。物語の世界にワープしたかのような臨場感を感じさせるのだ。

出典:人気海外ドラマの法則21

人との摩擦を避ける「いい人」はコメディーでもドラマでもパッとしない。心の中に矛盾を抱えた人が面白い。物語の中でその矛盾が揺さぶられると出来心や嫉妬、競争心やこだわり、欲やわがままが生まれて変化が起きる。そこから様々な表情が生まれ、ドラマが豊かになる。

出典:人気海外ドラマの法則21

キャラクターがたくさん出てくるドラマでは、家族に例える見方が特に役立つ。お互いの人間関係がどうプラスに出るか、マイナスに出るかに注目するといい。男性刑事のコンビが夫婦のように衝突したり、職場の同僚が兄弟のように嫉妬や小競り合いをしたりすることもある。

人間関係は鏡に似ている。僕たちは他人の中に自分を見るし、自分の記憶も投影する。赤の他人に父や母の面影を感じて過剰に反応することもある。家族の力学は水面下であらゆるシーンに影響を与えるのだ。優れたドラマの根底には家族的な構造があることを覚えておこう。

アメリカの長寿番組第1位は『ザ・シンプソンズ』だ。クレイジーでめちゃくちゃな一家だが、よく見るとやはり家族の力学が働いている。誰かが問題を起こすと必ず対立が起き、ストーリーが生まれるのだ。家族は無限の可能性を秘めた「ストーリー・エンジン」なのである。

出典:人気海外ドラマの法則21

僕らはみな強い面と弱い面を持っている。登場人物にも両方必要だ。心に迫る人物像を作ってエピソードへの共感度を高めるために、名作ドラマでは人物にとってのマイナス要素が色濃く設定されている。人の弱さは物理的、心理的な極限状態で浮上する。

《マイナス要素がある舞台設定例》
■生存に必要な物資や安全が確保できない『ウォーキング・デッド』
■囚われている/自由がない『プリズン・ブレイク』
■お金がない『ブレイキング・バッド』
■友人や家族の助けがない『ザ・シンプソンズ』
■時間がない『24 -TWENTY FOUR-』

出典:人気海外ドラマの法則21

記憶に残る人物は大きなギャップを持っている。『ブレイキング・バッド』のウォルターは末期の肺がんと告知され、家族の生活費を稼ぐために覚せい剤の精製を始める。内気で真面目な高校教師としての顔と、高慢な麻薬王としての顔とのギャップが強烈だ。

出典:人気海外ドラマの法則21

最大の長所が翻って最大の短所になる設定をせよ。相反する性質を1つの種に閉じ込めて、人物の中に埋めておく。プロットの合間に芽吹かせて内面の機微を描けば、目が離せないドラマになるだろう。

出典:人気海外ドラマの法則21

魅力的な人物たちの魅力的な行動にあふれる企画を思いついたら、その世界にどう切り込んでいくかが課題となる。誰の視点で世界を見るか、ということだ。

出典:人気海外ドラマの法則21

主人公には得るものと失うものが必要だ。ドラマは敵対勢力の出現で盛り上がる。時間のなさは特に役立つ。人物たちをよく見れば、常に時間に追われているだろう。

障害が大きければ、失うものもまた大きい。最も大切なものを危険に晒せ。それがなければ葛藤も起きず、ドラマ的なテンションも上がらない。コメディーでも同様だ。

出典:人気海外ドラマの法則21

テーマとは人物の行動に現れるメッセージのようなもので、作品に厚みや深みを与えてくれる。TVドラマではストーリーラインをまとめる働きもする。テーマがなければストーリーはバラバラだ。普遍の真理が根底にあってこそ全体にまとまりが生まれる。

テーマは力とも関係する。その力とは人間の精神力でもあるだろう。善は悪に勝つか、一人の力で周囲を変えることはできるのか。愛や共存することの意味などテーマになる話題は多い。作り手が全てを語ったら、後は見る人の解釈次第。テーマの捉え方は人生経験に影響を受ける。

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視聴者は「知らされたこと」よりも「まだ知らされていないこと」に興味を持つ。見る側に先の展開を予測させてから情報を明かし、プロットをひっくり返すのだ。

出典:人気海外ドラマの法則21

リサーチをし、古臭くならないリアルさを追求しよう。時代の感覚が大きくズレていなければ大丈夫だ。あとはドラマの面白さがものを言う。史実との違いを指摘する声は必ず出る。世の中すべてを満足させることは無理だと割り切ろう。

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医療ドラマは病院が主な舞台なので地域性はあまり問われない。『ER緊急救命室』『グレイズ・アナトミー』また『シカゴ・ホープ』も都市が題名についているが、みな他の都市に移しても展開できる。病院自体が小都市のようなものなので、院内で無限にストーリーを生み出せる。

出典:人気海外ドラマの法則21

TVドラマの人物には様々な個性や能力・得意分野がある。それによって対立が生まれ、複数の視点ができ、人物の違いが識別しやすくなる。特に刑事、スパイ、犯罪者、医者、弁護士などが登場する作品では人物の能力・得意分野が顕著に描かれる。

出典:人気海外ドラマの法則21

一般的な脚本術は習得が可能だ。構成や言外の意味の持たせ方、セリフの書き方も練習次第で上達するだろう。だが、笑えるコメディーを書いたり演じたりする才能は生まれつきのものではないかと筆者は思う。笑わせ方の極意は教えられて身につくものではない。

出典:人気海外ドラマの法則21

結局、毎週面白いエピソードを作れる者が勝つ。ルールを破ったとしても、勝てば官軍だ。

出典:人気海外ドラマの法則21

TVドラマを名作にできるかどうかは、登場人物に感情移入させられるかどうかにかかっている。小さな希望や大きな夢、人生のアップダウンに視聴者は共感してくれるだろうか? ドラマの中の人物たちがあたかも友だちや同僚、家族のように感じられるかどうかである。

出典:人気海外ドラマの法則21

人物が危機や驚きに遭遇したところで物語を中断することをクリフハンガーと呼ぶ。この手法は視聴者に「次はどうなるの?」と疑問を抱かせる。平たく言えば「うっそー!」だ。人物の内面の動きから自然に派生したクリフハンガーは最も効果的である。

出典:人気海外ドラマの法則21

《一般的なクリフハンガーの例》
①銃声が聞こえた場所に行くと人が死んでいる。死者の身元は不明のまま終わる。
②中心人物が瀕死の重傷を負う。一命を取り留めたのか没したのかは不明。
③事件が未解決のまま終わる。
④絶体絶命のピンチになる(敵に追い詰められたり自分の立場が危なくなるような事件が起きたり)。
⑤敵の黒幕と出会う。だが視聴者には正体が分かる寸前で終わる(黒幕と対峙、「あんただったのか……!」、相手は後ろ姿等)。
⑥物語から消えていた登場人物が前触れもなく登場する(作中では死亡したと思われていた等)。

出典:Wikipedia

エピソードの終わり方がどうであれ、視聴者を惹きつける登場人物には共通点がある。問題に巻き込まれ、そこから抜け出そうとすることだ。

出典:人気海外ドラマの法則21

優れたドラマのシーンは…
①基本の性格描写をしたら困難に遭遇させてさらに一歩踏み込み、新たな面を描写する。
②主な人物たちの人間関係を織り交ぜ、悩みや試練も課す。
③シーンの中で「出来事」や「疑問」を提起してプロットを進める。
④エンターテインメント性やサプライズがある。情報を伏せておき、意外だが納得できる明かし方をする。
⑤構成がきちんとしている。優れたシーンには変化がある。始まりと終わりが明確で、中間は山あり谷ありだ。

出典:人気海外ドラマの法則21

ストーリ-がこの先どうなるかを問う質問をセントラル・クエスチョンと呼ぶ。「これは見なきゃ!」と言わせるドラマには強烈なセントラル・クエスチョンがあるものだ。僕らはTVにかじりつき、犯罪捜査や恋の行方を見守る。どうなるんだろう、次はこうなるんじゃないかと予測し、人と話し合ったりネットに投稿したりして番組を見続ける。答えが出ればおしまいだから、番組はまた新たなクエスチョンを生み出すしかない。

出典:人気海外ドラマの法則21

個性的な主人公と面白い舞台設定を組み合わせたドラマは多い。シャーロック・ホームズを現代に蘇らせるのもその一つだ。

出典:人気海外ドラマの法則21


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